2022年11月3日  第3回武蔵村山まち歩き武蔵村山の歴史と文化を学ぼう!認証千年村『岸』地区周辺散策とみかん狩り編

第三回 武蔵村山まち歩き「武蔵村山の歴史と文化を学ぼう!認証千年村『岸』地区周辺散策とみかん狩り編」イベントを開催しました。
今回は大人22名、子供1名の計23名、8歳のお子さんから80歳代の方まで幅広い年齢の方にご参加いただきました。

天気にも恵まれ、気持ちの良い秋空のもと集合場所の都立野山北・六道山公園里山民家からまち歩きスタートです!
まず初めに都立野山北・六道山公園里山民家の紹介です。
公園職員の田宮さんに公園の概要と里山民家について説明をしてもらいました。たくさんの公園ボランティアの皆さんの手で里山の原風景は維持されているのですね。

続いて、里山民家の裏手にある岸田んぼに移動。田んぼの維持管理とお米作りを指導している岸田んぼ会の宮﨑さんにお話しをお聞きしました。 岸田んぼの活動の歴史を紹介していただき岸の皆さんの田んぼへの想いを感じられます。



次は、須賀神社と禅昌寺へ。 須賀神社では神社の歴史、禅昌寺では御本堂は少年飛行兵の碑のお話など、どちらも大変貴重なお話をしていただきました。

次は岸自治会館へ向かいます。
岸自治会館では岸自治会役員の皆さんが温かく出迎えてくださいました。
武蔵村山市の特産品『東京狭山茶』と市内の製造工場で作られている地元のお菓子『天乃屋の歌舞伎揚』を食べていただきながら座学をスタート。
小川自治会長からご挨拶をいただいたあと、イベントのタイトルにもある「千年村」について、千年村プロジェクトを活動研究されている千葉大学木下教授と研究院生から千年村プロジェクトの概要と岸地区が認証された経緯をご説明いただきました。
千年村プロジェクトを知らなかった方にもとても分かりやすくお話してくれました。

続きは、元岸自治会長で地域史に造詣が深い原田英治さんに岸の歴史と自治会の取り組みについて
お話いただき、岸のみなさんの絆と温かさに触れて聞いているみんなも心がほっこり。
最後に岸自治会館の前で集合写真を一枚。



次のポイントの都立野山北・六道山公園の大将山へ向かうと、武士団・村山党の会の皆さんが太鼓とホラ貝で歓迎です。
大将山は武蔵村山市内の展望スポットのほか太田道灌が陣を構えた地でもあります。太田道灌の紹介と、兜をかぶって記念写真や弓矢体験など武士の時代にタイムスリップした気分です。



次のポイントへの移動は竹林に囲まれた園路を歩きます。どんぐりを拾いながらの散策です♪



最後は下田みかん園でみかん狩りです。
下田みかん園の下田さんに武蔵村山の特産品『東京狭山みかん』の紹介とみかんの採り方を教えていただき、さっそくスタート。「武蔵村山でみかん狩りができるなんて知らなかった!」とおっしゃる方もいて、収穫を楽しみながら皆さんお腹いっぱい食べました。

全コース終了です。コースの途中で急坂や急階段に心配もありましたが、皆さん全員が無事に最後までお楽しみいただけて職員も一安心です。
次回のまち歩きもぜひご期待ください!

今回のまち歩きにはたくさんの方のご協力いただいきました。お礼を申し上げます。
サポートボランティア、岸自治会、岸田んぼ会、都立野山北・六道山公園、千年村プロジェクト岸認証関係者・千葉大学研究室、武士団・村山党の会、下田みかん園、大岸製茶、天乃屋(敬称略、順不同)