2023.10.13/市内のこと
肉汁にからむ、地粉麺が絶品です。地粉を使用して打った麺を熱湯で茹でた後、麺を冷水で締めて水を切り、温かい醤油味のだし汁につけ「かて」(地野菜を茹でたものなどの添え物)といっしょに食べるのが特徴です。
昔から冠婚葬祭等で最後にうどんを食べる習慣が伝えられており、武蔵村山市を代表する食文化です。
古くは家庭で手作りされていたうどんですが、「玉売り」と呼ばれるうどん麺を販売する製麺所ができ、その後、その場で食べる食堂を備えた店が増えていきました。今では武蔵村山を訪れた人たちが地元の郷土料理として定番となっています。
ぜひ、うどん店を食べ歩いてお店ごとの麺の違い、だし汁の違いをお楽しみください。