2024.09.09/歴史・文化
大多羅法師(だいだらぼっち)という大男が天地開闢(てんちかいびゃく)のときに大きな下駄を履いて、藤蔓で山を背負って歩き、その下駄の跡でくぼんだところが井戸になったという伝説があります。以前は常に水が湧き、四季を通じて水の増減がないことから村の貴重な用水になっていたといわれ、豊富に水が湧き出す様子から、別名「でびいしゃら井戸」とも呼ばれていました。